ぴかぴか日記

お腹の中で元気がなくなったけど頑張って生まれてきてくれたぴーこちゃんについて綴ります。

福祉サービスのお話

f:id:peperintan:20210622135334j:plain今日は我が家に相談支援専門員*1の方が来られました。


ぴーこちゃんがお家に帰ったあとは
基本的には訪問看護と訪問診療を利用し
「医療」の力を借りて生活していくことになります。


今回来ていただいた相談支援専門員さんは
医療ではなく「福祉」のプロ。
福祉サービスについて色々教えてもらいました。

福祉サービスって当事者になって利用してみないと
わからないこともありますよね。

今回はぴーこちゃんが福祉の面から
どんなサービスが受けられるのか、ということを説明をしようと思います。


まず、福祉サービスを受けるにとても重要なものがあります。

身体障害者手帳」です。

障害によって1級から6級までがあり、
ぴーこちゃんは生後4ヶ月のときに身体障害者手帳の申請を行い、
2ヶ月経った生後6ヶ月のときに、1級の認定が下りました。


この手帳がないと福祉のサービス手続きをするのがとても難しいです。


一昔までは、3歳にならないと身体障害者手帳は申請できないと言われていたようです。
小さい赤ちゃん、子どもさんの場合
状態が良くなっていくことも多く、
状態の判断をすることが困難なことがあるためです。

ぴーこちゃんは障害の状態が安定していると判断されたため、早いタイミングで認定が下りました。


そして受けられる福祉サービスについて。

様々なサービスがありますが
お父さんとお母さんが一番心配しているのは
預かりサービスのこと。

ぴーこちゃんを事情があってどうしても預けたいとき
お父さん、お母さんが体調が悪くて休みたいとき
お兄ちゃんと一緒にちょっと遠くへお出かけをしたいとき
リフレッシュしたいとき、などに
ぴーこちゃんを見てくれるところがほしいと思っていました。

もちろん、そういう障害を持った方の預かりサービスはあります。

お年寄りのデイサービスを思い浮かべてもらうと良いかと思います。
事業所によっては、送迎までしてくれるところもあります。

相談支援専門員さんの話を聞くと
うちの地域には10か所程度の
障害者の預かりサービスをしている事業所があることがわかりました。

ほっ。


ところが。


ほとんど空きがなく待機待ちが発生している事業所が多く
とても気軽に利用できる状態ではないこと、
呼吸器を利用しているので、呼吸器の扱いに慣れている事業所でしか利用ができないこと
ぴーこちゃんのように小児の扱いに慣れてる事業所が少ないこと

以上の理由でなかなか厳しい状態のようです。

ここについてはぜひ、行政が改善してくれることを望みます。


しばらくまだ小さい間は、訪問看護の方の力を借りて頑張っていくかたちになりそうです。


少し大きくなってきたら
また状態も安定するかもしれないので
幅が広がるかもしれません。


まずは、お家に帰ってから体調を整えることに専念しようと思います☺️


長くなったので今回はここまで。

ご覧いただきありがとうございました✨



*1:障害を抱える人やその家族が公共の障害者支援サービスを受ける際の窓口となる人。